デジタルオーディオ入門

デジタルオーディオの基本から話題のハイレゾ音源まで!

デジタルオーディオプレーヤー「DPS-L2」

えっ、今は令和だよね・・・。
時代を疑ってしまうような昭和感満載のオーディオプレイヤーが登場。



まるで初代ウォークマンなどカセット式のヘッドホンステレオを思い出させる風貌のプレイヤーですが、中身は最新のDAPとなっています。


7月16日より全世界999台限定で発売されるDPS-L2 はレトロなスタイルを追求し、当時のプレーヤーにあったメカニカルスイッチ構造、2×2 ウェイ ALPS スライディングアナログボリュームコントローラーにて操作感を再現しています。


とはいえ、内部にはフラグシップDACチップES9038PROと超低ノイズのOPA1612オペアンプチップを使用しており、プレーヤーとしては、送信規格はBluetooth 4.0、コーデックはaptXをサポート、DACはESSの「ES89038PRO」を搭載、対応サンプリングレートはPCM 384kHz/32bit、DSD256までとなるということだ。USB DAC機能にも対応し、最大192kHz/24bit、DSD128のデコードが可能(PC接続の場合、ドライバーが必要)となっています。
ヘッドホンアンプは、独立した電源回路設計が行なわれ、4.4mmのバランス出力と、3.5mmのアンバランス出力が可能となっていて、3.5mmプラグはベースモデルの思想を受け継ぎ、2系統装備、友達や恋人と同時に音楽を聴取できるという心憎い仕様となっています。
そして、さらに驚くのが、その価格239,400円。


見た目はレトロなので、5~6千円かと思いきや、デジタルオーディオらしい、しっかりとしたお値段。
年配の人が見たら、そんなに高価なものに思えず、間違って粗大ゴミなどで捨ててしまわんばかりのレトロ感は、今の若い人たちの目にはどう映るんでしょうね。